株式會社オオバ

 株式会社オオバは、測量業務の大半が官庁直営で行われていた時代に、これを民業(民間)として育成しようという理想のもと、1922年(大正11年)に創業し、2020年10月には98周年を迎えました。
 創業以来、「優れた技術と豊富な経験を活かし、高品質のサービスを提供することにより社会の発展に貢献するとともに、顧客・株主・社員の期待に応えること」という企業理念を掲げ、現在では国内外における社会資本整備に関わるコンサルティングサービスを提供しております。
 昨今の建設コンサルタントに求められる役割は、社会、経済、自然環境の変化、また、未曾有の自然災害等に伴い急激に変化し、多様化しております。
 当社は、創業して以来、その時々に求められる役割を考え、成長を続けてまいりました。近年におきましては、震災復興関連業務をはじめとした国土強靭化に傾注しつつ、土地管理業務をはじめとする土木管財業務、生産緑地問題へのコンサルティング、再生可能エネルギー事業などへ事業領域を広げ、生業である「まちづくりコンサルタント」ならではのサービスを展開しております。
 また、当社は1972年の東京証券取引所 二部上場して以来、コンプライアンス、コーポレートガバナンス等の経営体制の強化を続けてまいりました。その結果、2015年、同市場一部へ昇格することが出来ました。
 当社が今後も社会資本整備に貢献し続けていくためにも、私たち自身の更なる成長と変化が必要であり、そのための日々研鑽に努めております。
 これからも「まちづくりのソリューション企業」として、質の高いコンサルティングサービスを提供し続けて参りますので、より一層のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


事例紹介

沖縄科学技術大学院大学OIST

 沖縄科学技術大学院大学は、世界に開かれた最高水準の研究・教育を展開する国際的な研究大学院大学として設立されたものである。当地は、世界的にも貴重な生態系のある土地でありランドスケープ技術によって「自然環境を活かした世界に誇れるユニークで魅力的なキャンパス」という要求に応えた世界最高水準の環境共生型ランドスケープの設計である。
 当社は、計画・設計・管理まで担当し、2019年ランドスケープコンサルタンツ協会賞(CLA賞)の最優秀賞を受賞。


大分昭和通り・交差点四隅広場のリボーンプロジェクト

 本プロジェクトは大分県大分市の中心部にある昭和通りの四隅に広場を持つ珍しい交差点の再生を行ったものである。本プロジェクトは、リボーン197の名称で大分県が立ち上げた事業であり、福岡大学景観まちづくり研究室の柴田久教授のデザイン監修の下で計画・設計が行われ、2018年7月に竣工した。優れた景観と環境の再生はもちろんのこと、人々のアクティビティを復権させる道路空間として魅力ある場を再生することが実現できた結果、2019年のグッドデザイン賞を受賞。

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写真提供:福岡大学工学部景観まちづくり研究室 柴田久教授